コース実習再開のお知らせ

2022/04/11

コース実習を再開いたします。

4月10日(日)9:30〜
会場:上総モナークカントリークラブ 参加者5名

講習プログラム:
・パッティング80分
・傾斜地のピッチング40分
・バンカーショット40分
・実践ラウンド(9H)

セオリー&メソッド
「ショートパットからすべてが始まる」
上総モナークカントリークラブには、コースメンテナンスが行き届いた横幅40メートル近い練習グリーンがあります。一般のプレーヤーがスタートし終わった後は貸し切り状態です。コース実習の参加者は、思い思いにボールの転がりを味わいながら距離感が養えます。微妙なマウンドがあって初心者は難儀します。
次に、ショートパット講習に移りますが。皆さんショートパットの距離はどれくらいだと考えますか。確たる定義はありませんが、私たちは、ボールとカップがともに視野にハッキリ収まる範囲としています。およそ2メートル前後でしょうか。
ボールとカップが、ともに視野の中に実在しますから、打ち出したい方向のイメージラインが明瞭になり、しかも、ボールが左目の真下にあればボールがイメージライン通りに打ち出されたかどうかも、姿勢を崩さずに確認できます。一流選手もこの方法を採用していますから中継映像で確認してみてください。
さて、真っすぐ打てば入る(カップイン)箇所は、通常、上りと下りの二か所にあります。まずは上りの真っすぐのライン(イメージ)が8〜9/10回、下りの真っすぐのラインが7〜8/10回は入るようにします。
続いて、その方向の両サイドの、やや右に曲がる(スライス)ラインが6〜7/10回、反対側のやや左に曲がる(フック)ラインも6〜7/10回を目標に繰り返します。 その後、ここまで練習してきた4箇所の間にも更に4箇所からのショートパットを加えて、合計8か所からの練習を繰り返します。8か所から連続してカップインできたら合格です。
このようにして、実践でのグリーンでショートパットの確立を高めることを優先します。それから、やや長めの真っすぐのラインを正確に打てるようにするのですが、距離感が要求されるので、正しいスタンスの方向の重要性が再認識できるはずです。
そもそも、パッティングは、
@グリーンを「判って」
A正しく「立って」
B正確に「打って」
こそで、判らなくても立てなくても、時には入ってしまうので、おもしろくもあり悩ましいのです。
ショートパットの実力養成を疎かにしていては、ゴルフを嗜むどころか、グリーン上で慌ててしまって余裕を無くします。ゴルフの神様に窘められてしまいますよ。
でも、コース実習の約90分間のパッティング講習はいつもあっという間に過ぎると、参加者は口にします。一見、単純な練習の繰り返しであっても、しっかり深く理解すればモチベーションを保ちながら練習に集中できるのです。但し、コーチの力量が試されます。 つまり、『深く理解して単純な練習を正しく繰り返す』ことが、上達の秘訣なのです。(基本練習は羅針盤シリーズ【Practice Instructor】を参考にしてください)