日本経済出版社【書斎のゴルフ】掲載履歴

VOL.36 『ラウンド力を鍛える!』 66〜81ページ 2017年10月12日発行
VOL.37 『上手な人の練習法』 114〜129ページ 2018年1月15日発行
VOL.38 『飛ばしの秘伝』 130〜145ページ 2018年4月12日発行

ゴルフをより楽しくより深く

2018/07/10

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番外編「あなたはゴルファーかゴルフプレーヤーか」(次号/肩の回転)by治武隆 

「ゴルフほどプレーヤーの性質が現れるものはない。しかもそれが、最善と最悪のかたちであらわれる」〜バーナード・ダーウィン/イギリスのゴルフ評論家、進化論のチャールズ・ダーウィンの孫〜
ゴルフってどんなスポーツですか? そう聞かれて皆さんはどうお答えになりますか? ボールを打ち放って、遥か彼方の10.8pのカップに、少ない打数で入れるのを競うゲーム。こんな感じでしょうか。打数の少なさだけで競い合うゲームも楽しいのでしょうが、スコアが良かった良くなかった、誰が勝った負けたで終わってしまう。誰しもはじめはそうなんですが、それはまだ球打ちゲームの域なんです。私はこのような域で楽しんでいる人達を“ゴルフプレイヤー”と呼んでいます。ここからが重要です。“ゴルフプレイヤー”と“ゴルファー”は違うと思っています。その違いは、『ゴルフの本質』を理解し実践しようとしているか否かです。私たちの講座ではこのように伝えています。
その一つは「エチケット&マナーの励行」です。プレー中に夢中になってしまって、自分勝手なプレイをしたら危ないですよね。ここで「事故防止、安全に」。1人だけ時間をかけ過ぎたら全体のプレイが遅れてしまうので、「すみやかに」プレイを行う。コースを傷めたり荒らしたら、後の人のプレイに支障が出てしまう。「コースを大切に」。この3つは、コース上でのエチケットです。それと「人への配慮」、つまりマナーをプラスする。例えばグリーン上で同伴者がパターを打つ際、動いてしまってはパターが打ちづらい。これは人への配慮ですので、マナーであり、最終的にはコース外にも及ぶ配慮です。エチケットとマナーができた段階でゴルファーとしては第一段階。
じゃあ次に上手な人だけでいつもプレイしますか? そうじゃないですよね、初心者ともプレイしますよね? その実力の差を調整するのがハンディキャップです。ハンディキャップはゴルファー相互の友愛の象徴であって実力の査定値ではありません。上手な人と上手でない人が対等になれるのです。みんな一緒に楽しみましょうという思いを大切にしているゴルフ特有のシステムです。上手だからエチケットを守らないという人は駄目です。結果がイマイチでもエチケットをしっかり守っていれば、どうどうとしていいんですよ、立派なゴルファーですよ。

もう一つゴルファ―として大事にしてほしいことが、ゴルフマインドの継承です。500年以上の歴史があるゴルフですが、ずっとゴルファーが継承してきた精神があるんですよ。もちろんゲームである以上、勝敗がつきます。ただ勝敗がつくまでには思い通りに打ちたくても打てない状況や、思い通りに打ったとしても予期せぬことに直面することもあります。でもその状況をあるがままに受け入れる、それがゴルフです。尚且つ、ゴルフは審判をともなわないんです。ジャッジをゆだねられているんですよ。
あるがままにプレイをし、自らがジャッジをし、公正にプレイすることを誇りにする精神を、継承してこそ“ゴルファー”なんです。120近く打とうが、ゴルフの本質を理解し向上しようとしている人は立派なゴルファーなんです。でも最初は誰もが初心者で分からないんですから、ゴルファーは当然、後輩ゴルファーも導いていくんです。
皆さんはアマチュアゴルファーです。プロゴルファーと言ったら。ゴルフのプロなんですよ。ということは皆さんから見ても技術だけではなくて、皆さんのお手本となる立ち振る舞いがあって当然なんです。だからプロゴルファーなんです。今、オリンピックを目指してる若手スポーツ選手の中にも、オリンピックで子供たちに夢と希望を与えられるなど、社会的な使命感をもってやっている選手が多いですよ。プロゴルファーも、もちろん子供たちのお手本とならなければならない存在です。
この間、男子のツアープロが何やらしでかしましたね。プロであれアマであれゴルフの本質に違いはありませんから、いくらスコアが良くてもマナーが悪ければ、その価値は失墜します。スポンサー企業の関係者だからおもてなしをすることも大事でしょうが、ゴルファーとしての品格が何よりも問われているのです。アマチュアゴルファーは、プロの素晴らしい「プレイ振り」が見られれば大満足なんですよ。
品とは本質を意味します。格は程度を意味します。ゴルフの本質を備えてこその「ゴルファーの品格」です。プロゴルファーではなくプロゴルフプレイヤーと揶揄されるようでは情けないですね。ゴルファーの品格が最も問われるのがプロゴルファーなのですから。
ずいぶん前になりますが、受講生のご紹介で面会がかない、私に語り掛けてくださった元内閣官房長官、元日本ゴルフ協会会長の故後藤田正晴様の言葉が心にしみます。
『どんな分野でも、品を備えてこそほんものなんだよ・・・』と。その時から「本質」を意識しながらゴルフに関わってきましたが、息切れしそうです。(笑い)

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